2018年のキラウエア火山

06月09日 カポホ湾の消滅と新しい大地【まとめ】

亀裂8番からの溶岩が、1960年と1955年の古い溶岩流の間を流れていきました。古い溶岩流が横たわる場所は、すでに堆積されて周囲より高くなっているため、新しい溶岩はそれを避けるようにして流れ下っていくのです。

溶岩流が新しい大地を創る

6月3日 夜10:30頃

とうとう溶岩流の先端がカポホ湾に到達しました。新しいオーシャンエントリーの始まりです。

6月4日 朝8:00

朝の写真では、まだ湾の形が分かります。

カポホ湾(2018年6月4日 朝8:00)

6月4日 13:20

約5時間後のお昼、カポホ湾のほとんどが溶岩で埋め尽くされています。

カポホ湾(2018年6月4日 昼13:20)

6月5日 8:50

翌朝、カポホ湾があった場所には新しい岬ができ始めています。湾の周辺にあった小さなコミュニティー、バケーションランドやパホアの民家をのみ込んだ溶岩は、数時間で湾をも埋め立ててしまいました。幅が600m、奥行きが700mもある湾での出来事でした。

カポホ湾(2018年6月5日 朝8:50)

下の2つの地図を見ると、亀裂8番から流れ出た溶岩が、1955年と1960年の古い溶岩流の間を縫って流れ下っていったことが分かります。

06月13日 上空から見る溶岩流とオーシャンエントリー

今日からレイラニ上空を飛行。溶岩噴水や、赤い帯のように流れる溶岩流、オーシャンエントリーなど、迫力ある火山をご覧いただきました!

レイラニ上空から見る赤い帯のような溶岩流

06月14日 レイラニ上空から見る溶岩流

澄んだ早朝のワイコロア。朝一番のフライトは光の陰影が美しい。レイラニ上空は昨日から飛び始めました。真っ赤な溶岩の大河が海へ向かいます。

レイラニ上空から見る陰影の美しい溶岩流
朝一番のフライトは陰影が美しい

06月16日 火山上空の映像レポート

06月25日 レイラニの亀裂8と溶岩流

溶岩流のアート

6/17ご搭乗のspipedia様よりいただいた画像と映像です。亀裂8から流れる溶岩の川が鹿の角のようなアートに見えませんか? きれいですよね!

07月08日 亀裂8からの溶岩流とオーシャンエントリー

上空から見える景色に大きな変化はありません。レイラニ地区にある亀裂8は安定して溶岩を供給し続け、川となって海に流し込んでいます(オーシャンエントリー)。今週3日には亀裂22も短い溶岩流を流しました。民家もまだ溶岩にのみこまれており、被害にあった家屋は700軒近くに上ります。

この海に流れ込む溶岩が新しい土地を造り、たった1か月ほどの間にハワイ島の面積をさらに555エーカー以上も広げました。サッカー場でいえば270面、東京ディズニーランドでいえば5個弱もの広さです。

溶岩流がカポホ湾を埋め、新しい大地を創る

07月25日 亀裂8からの溶岩流

7月14日のヒロ空港9:00発のツアー映像(サークル・オブ・ファイヤー)です。亀裂8から次から次へとあふれ出す溶岩が川となり、広範囲に渡って海に流れ込んでいます。朝日に強く照らされ、溶岩の川は黒く光りながら流れていました。iPhoneでの撮影です。

07月29日 7月の火山レポート

レイラニ地区:亀裂8番

亀裂8番(噴火割れ目8)が主な噴火口となってから3か月、今も激しく溶岩を噴出させています。

3か月間に噴出した溶岩で覆われた面積は34km2で、杉並区とほぼ同じです。新しく誕生した土地”ラバ・デルタ”は約3.2km2で、サッカー場で換算すると450面分、東京ドームでは70個分の広さ。元の海岸線から最大800mも突き出しています。

亀裂8番からドクドクと溢れ出てくるオレンジ色の溶岩は、川となり時速20kmで海に流れ込んでいます。このような様子が上空からはよく見えており、今の火山活動は過去20年飛行していて一番です。

キラウエア火山 東断層の溶岩流マップ

山頂:ハレマウマウ火口

立入禁止になっているハレマウマウ火口は、崩落と噴火の連続で以前とは姿を全く変えています。最近では30~35時間ペースで崩落が起きており、深さ100mだったクレーターが5倍の深さになっています。クレーターの直下にあった溶岩貯蓄タンクの中の溶岩が亀裂8番から勢いよく漏れてしまっているので、風船の空気がゆっくりと抜けていくかのようにハレマウマウ火口が崩落を続けています。

07月31日 ヒロ発 火山と滝のツアー映像

ヒロ空港発 サークル・オブ ファイヤー・プラス・ウォーターフォールズの映像です。火山の部分は、ワイコロア発のツアー(ビッグアイランド・スペクタキュラー)も同様のルートを飛行します。

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