2008年のキラウエア火山

2008年のキラウエア火山

2008年に発信したキラウエア火山情報をまとめた記事です。

この年はハレマウマウ火口が噴火し、赤茶色い噴煙を上げました。カラパナにはオーシャンエントリーが誕生し、多くの見学者が訪れました。

2008年、世の中では何が起こっていた?

  • リーマンショックによる世界的な金融危機
  • 北京オリンピック

01月13日 オーシャンエントリーが誕生するか!?

7/21に始まった噴火口付近からの溶岩は主に東に向かって流れていたのですが、1/8の夕方から南に方向を変え始めました。現在は溶岩の量もかなり多く出ていて2日くらいで2km弱の溶岩の川となり、その先端はロイヤル・ガーデン(Pulama Paliに残された小さな村)の最上部から約200m。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの最終地点から、夜になれば空が溶岩で赤く染まっている様子が見れるんじゃないかと思います。このまま行くと、ジャックさんのB&Bの数百メートル東側の斜面を海に向かって流れていく可能性があり、ジャックさんは避難命令が出されたら何時でも避難できる体制になっています。

※ジャックさんのB&Bとは…
130号線(カラパナ)側にあり、周囲の道路を溶岩に遮られて現在は車の通行ができないエリアにあります。下の写真は2007年7月のもの。

空撮で見るジャックさんのB&B

今の状況が続いたら、この溶岩流は数日後にはPulama Pali(丘)の樹林を焼きながらPaliの急斜面を流れ下り、海岸線付近の平坦部まで一気に流れ落ちそうです。Pulama Paliのふもとの平坦部まで溶岩が流れ進んだら、地上からの溶岩ツアーに参加して歩いて近距離からの溶岩が見えるようになるかもしれません。

現在の溶岩流の方向のままで行くと、オーシャンエントリー(溶岩が海に流れ込み、水上雲が出来る場所)は130号とチェーンオブクレーターズロードの最終地点からちょうど中間点くらいになりそうな感じです。

02月27日 ロイヤル・ガーデンが危ない

2/25の午後から、昨年7/21の新・噴火口付近からの溶岩流の最先端が残されたロイヤルガーデンの東端の林と道路付近を本格的に襲い始めています。
西端にあるジャックさんのB&Bは今のところ大丈夫そうです。(多分、昨日もう彼は避難していると思う)

昨日の13:30頃のフライトでは、溶岩がロイヤルガーデンの最上段に到達して、溶岩原の間に取り残されている林(Kipuka)に少しづつ引火し始めていた状況だったのに、今朝の7:30頃までに既にロイヤルガーデンの中段ぐらいまで溶岩が襲い掛かっていましたよ。結構激しく木々が燃えていて、火山周辺は山火事からの煙とVOG※(ヴォグ)でかなり視界が悪くなっていました。
※VOG(ヴォグ)…volcanic+smogの合成語で火山のスモッグ

数日でロイヤルガーデンの麓まで一気に流れ落ちそうな勢い。今夜あたりはカラパナ側からは凄い溶岩と山火事と真っ赤に染まる煙がかなり良い感じで見えそうです。(チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終点からはちょっと距離があるけれど、見えるはず)

これで溶岩流がロイヤルガーデンの下まで来てしまえば、また歩いて溶岩が見えるようになるかもしれませんね(かなりカラパナ寄りですが) そうしたら数ヵ月後、オーシャンエントリーも久しぶりに復活するかも。
久しぶりのアップデートでした。

02月29日 溶岩流がロイヤルガーデンを貫通

今日の午前中(2月28日)、溶岩流がロイヤルガーデンの林を突きぬけ平坦部まで達しました。
溶岩の活動はかなりまだ激しいです。3:30PMのフライトで火山に行った時には、ロイヤルガーデンに残された数少ない民家のうち2軒が今夜中には焼けて、明日の早朝までには姿を消してしまいそうな勢いでした。

03月06日 オーシャンエントリーが出来るか

昨晩(3月5日)から今朝にかけて、ロイヤルガーデンを貫いた溶岩は3軒の建物を飲み込み、その先端は海岸線にかなり接近していました。数年前にカラパナ側から車でアクセスできるように溶岩を削って作られたゴトゴト道をこの溶岩流が横切って、海岸線からあと200mくらいのところまで迫ってました。

明日のフライトが楽しみです。もしかしたら、久しぶりのオーシャンエントリーが始まっているかもしれません。

03月07日 ついにオーシャンエントリーが出現

去年の6月末(確かオーシャンエントリーがなくなったのは6/21だったような気がする…)から長い間姿を消していたオーシャンエントリーが、ついに始まりました。でもまだ海に流れ込んでいる溶岩の量はそこそこで、オーシャンエントリーは赤ちゃん水蒸気雲って感じです。

火口付近から海岸までラバチューブが完成したということです。溶岩の量が激減してしまわない限り、ここ数週間で形成されたチューブがメインのチューブとなり水蒸気がどんどん大きくなっていく気がします。

地上からの溶岩ツアーも近いうち再開することでしょう。近くで見る溶岩は生き物みたいで、これまた凄いです。数週間変化が一杯のキラウェアだったけれど、これで一息ついたって感じです。

03月24日 ハレマウマウ火口に何かが起こる?

数日前にガス噴火を起こしているハレマウマウ火口ですが、今まで白っぽいガスを噴出していたのが、今朝7時のフライトでは茶色いモクモクとしたガスに変わっていました。いつも火山が何か変化を起こすときにはこういう状態になるので目が離せません!
この後のフライトで何か変化が起こったら続報をお届けします。

04月15日 VOGに覆われたハワイ島

4/8~9のハワイ島は南からの風が吹いたため、キラウエア火山から噴出されるVOG(ヴォグ)で島が覆われてしまいました。下記はその日の様子です。

  • ハレマウマウ火口から噴煙が垂直に立ち上る
  • マカオプヒ・クレーターの底に霧が留まる
  • プウオオ火口からの噴煙と溶岩
  • オーシャンエントリーやスカイライト
  • VOGで霞むヒロ

07月09日 溶岩が絶好調!

アメリカの独立記念日である7月4日、朝7:00のビッグアイランド・スペクタキュラーのツアーで訪れたキラウエア火山。驚くほどの変化を見せてくれました!
思わず興奮してしまう素晴らしい溶岩を楽しめました。

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